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〒542-0062 大阪府大阪市中央区上本町西1-1-5 聖恵ビル2F
スマイル歯科クリニック  「谷町六丁目」駅 7号出口より徒歩 3分
Tel 06−6191−7575 (要予約)
 

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矯正治療の流れ


 
  歯ぐきの炎症から始まり、顎の骨が失くなる「歯周病」は、日本人が歯を失う第1の原因になっている病気です。 自覚症状がほとんどないまま進行し、放っておくと歯が抜け落ちてしまいます。 さらに、歯周病が問題を引き起こすのはお口の中だけではありません。

せっかくインプラント治療をしても、歯周病が原因で抜け落ちては意味がありません。 当院では、歯周病治療をして健康な口腔内を手に入れてからインプラント治療を行います。
 
 

歯周病


 
  歯周病は歯の周りの組織が炎症を起こし、放っておくと歯を失う恐ろしい病気です。 「歯がぐらぐらする」「歯磨きの時に血が出る」という症状は歯周病のサインなのです。

歯周病は「プラーク(歯垢、歯くそ)」に含まれる細菌による感染症で、初期では自覚症状がなく、歯ぐきに炎症を起こし、歯を支える周囲組織に炎症が及び、どんどん破壊していきます。 成人の80%がかかっている病気ですが、最初は軽い出血や歯茎の腫れが見られるぐらいなため、気がついた時には進行に手遅れであることも多く、ある意味怖い病気です。
 
 
歯周病


 
  炎症のない健康な歯茎はピンク色ですが、プラーク(歯垢、歯くそ)、歯石(プラークが固まったもの)によって歯茎が腫れてくると、歯ぐきは赤っぽくなり、「歯肉炎」になります。
ほとんど自覚症状なく、そのまま放っておくと「歯周炎」に進行し、歯を支える骨が破壊されるために歯を失うことになります。

軽度歯周炎

歯の周囲にたまったプラーク(歯垢、歯くそ)、歯石によって炎症が起きている
状態です。歯茎が赤く腫れ歯磨きなどで出血することがあります。

  • 歯茎が赤くなる
  • 歯磨きをするとき、歯茎から血が出る
  • ときには冷たい水がしみる
  • 歯茎がムズムズしたり、歯が浮いたりしているように感じる

中度歯周炎

歯と歯ぐき間の溝(歯周ポケット)が深くなり、歯石がポケットの深くまで付きだし
ます。
そして、この溝内にプラークがたまり、炎症を起こし、さらに歯を支える骨も半分
ぐらい失われ歯がぐらつきだします。

  • 歯茎が腫れる
  • 歯茎が下がって、歯が長くなったような気がする
  • 口臭がする
  • 歯茎から膿(うみ)が出る

重度歯周炎

さらに歯を支える骨が3分の2以上失くなってくると、炎症がきつくなり、歯のぐらつきがより進行します。
歯ぐきがさらに下がり、歯がより長く見え、膿がどんどん出るようになると、口臭がきつくなります。
この状態を放置すると、歯が抜け落ちます。

  • 歯茎が赤く、ブヨブヨする
  • 歯がグラグラして、しっかり噛めない
  • 口臭がきつい
  • 歯茎からいつも出血や膿が出る

歯周病は、主に歯の表面に付いたプラーク(歯垢、歯くそ)中の細菌が炎症を引き起こします。
さらにプラークが固まると、それが歯石になり、そこにプラークが付きだし、さらに炎症を拡げてしまいます。
また、炎症を起こしているところに、歯ぎしりや食いしばり、喫煙、ストレスなどが加わると、歯周病を悪化させる要因となり、歯周病とは深い関係があります。

このため、当院では定期的なメンテナンスをお勧めしています。

 
 
 
 

歯周組織とは?

歯を支える「歯周組織」は、
歯茎である「歯肉」
歯茎の中で歯を支える「歯槽骨」
歯を歯槽骨につなぎとめる「歯根膜」
歯肉の中で歯根の表面を覆っている「セメント質」
から構成されています。

歯周病になる原因は?

歯周病を引き起こすプラーク(歯垢、歯くそ)は、バイオフィルムを歯の表面に作
ります。
このネバネバとしたバリアであるバイオフィルムは通常、普段の歯磨きでは取りづらく、歯周ポケット(歯と歯ぐきの溝)の奥深くまで付着すると、さらに歯磨きで
完全に取り去ることは難しくなります。
こうしてプラークは固まって「歯石」となり、歯周組織で炎症を起こし、さらに歯周組織を破壊し、進行していきます。
そして、歯槽骨が失われると歯を支えることができずに、歯を保つことができな
くなり、とうとう失うことになるのです。

 
 
歯周病


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歯周病にかかっているかどうか、またかかっている場合の進行度合いは、歯と歯ぐき間の溝の中を検査必要があります。
いくつもの検査結果から総合的に判断します。歯周病の状態を把握するためにの重要な検査は、治療前だけでなく、治療中や治療後も必ず行い症状の変化を見ていきます。

歯周ポケットとは

歯周病になると、歯と歯ぐき間の溝が歯周ポケットと呼ばれるようになります。
歯肉の入り口から溝の底までの長さを測り、進行度合いを判定します。
健康な歯ぐきは歯肉溝と呼ばれ、深さがだいたい1〜3mmです。
歯肉炎になると歯茎に炎症が起こるために、歯ぐきは腫れ、その歯肉溝は3〜4mmになります。
しかし、さらに炎症が進み、骨が失くなり(ココがポイント!)、歯周炎(歯肉炎から歯周炎に名前が変わる)まで進行すると、歯周ポケット(歯肉溝から歯周ポケットに名前が変わる)の深さは5mm以上になります。

カウンセリング
プロービング検査では、1歯につき周囲6カ所のポケット深さを測ります。
頬側と舌側でそれぞれ3カ所(近・中央・遠)の合計6カ所にプローブと呼ばれる器具を入れ計測します。
炎症のない健康な歯肉では痛みはほとんどありませんが、歯茎の腫れや炎症がある場合は少し痛みや出血(これが重要)を伴います。

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診察
歯周病が進むと歯を支える骨が破壊され、噛む力を支えきれずに歯がグラグラと動いてきます。
また、強い圧力や炎症が原因で歯根膜が傷んでいる時も歯が動きます。
噛み合わせが悪い時や、強いくいしばりは歯周組織に負担をかけるため、歯周病を悪化させます。

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歯周病
プラークを染める染色液を使って、プラークがどのぐらい付いているのかを確認します。
患者さまにも実際に見てもらうことができますので、普段の歯磨きがどのくらいきちんとできているのかも分かります。

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歯周病
歯周ポケットの深さを測ると同時に、出血の有無について一緒に確認します。
出血が見られたら、その場所についてもチェックします。
もし、出血するならそこは炎症が強いことを示すため、とても重要なポイントになります。

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歯周病
噛み合わせの状態によっては、歯周病を進行させる原因になるため、噛み合わせに問題がないかを検査します。これもとても重要なポイントです。

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治療
通常、隣り合っている歯は強く接していますが、隙間ができると食べ物が詰まったりプラークが溜まったりするため歯周病の原因になることがあります。

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歯周病
奥の大臼歯の歯根は複数本に分かれているため、この根分岐部分で歯周病が進行している場合もあるため、この状態も調べなければなりません。
もし、ここに歯周ポケットが存在するならこの歯の存続にも関わってきます。

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歯周病
歯周病の原因であるプラークが増えやすいかどうかは、生活習慣や体質によっても変わります。プラークが繁殖しやすい環境かどうかについても確認します。

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歯周病
糖尿病や高血圧などは歯周病に密接な関係があります。

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矯正治療の流れ


 
  歯周病
一般に超音波、ハンドスケーラー、またはレーザーによりプラーク(歯垢、歯くそ)や歯石を取り除きます。


歯周病
薬を使った歯周病治療
歯周病の一般的な治療は、歯の周りのお掃除をする歯磨き指導やプラーク、
歯石除去などでした。
しかし、どんなにケアをしても改善されず歯を失ってしまうこともあります。
このような場合、「レッドコンプレックス」と呼ばれる特殊な歯周病菌が繁殖していることがあります。
歯周病菌は種類に応じた薬剤を使用することで治療することもあります。


治療方法

顕微鏡を使って菌を調べることができます。
患者さまのお口からプラークを少し取り、「位相差顕微鏡」と呼ばれる顕微鏡を使用して観察をします。
この顕微鏡を使用すると、歯周病菌がいるかなど菌の状態を確認することができます。

また、唾液(つば)を少しもらい、DNA鑑定で確実に検査することができます。
(当院ではデンタルラボを使用)。


歯周病
一般に歯周病の基本的な治療には、プラーク(歯垢、歯くそ)を取り除く「プラークコントロール」、歯石を取り除く「スケーリング、ルートプレーニング」などがありますが、それらの治療でも歯周ポケットや炎症が改善しない場合、歯肉奥深くの歯石除去、歯周ポケットの除去、歯槽骨の整形など、歯周組織を整え、将来的に歯を少しでも長く保存させるための目的で、歯周外科治療を行うことがあります。
そのときの歯周ポケットの目安は4mm以上です。

歯周病は、1度進行が進むと簡単に治ることは難しく、さらに重度に失われた歯周組織は、どのような治療法を用いても完全に元通りに戻すことが難しくなるのが現状です。
手遅れの歯周病は治療できず歯を抜くしかないこともあります。
そうなる前に、早めに来院で歯周病を発見し、治療またはメンテナンスをすることがとても重要なのです。


歯周病外科治療の種類

歯周病
麻酔をして歯周ポケット内の歯石やプラークを除去する方法で、軽度の歯周病で歯周ポケットの深さが3〜5mmの時に行います。


歯周病
歯肉剥離掻爬術(しにくはくりそうはじゅつ)とも呼ばれ、麻酔をしてメスで歯茎を切開し、開きます。
直視で歯石を完全に取り除き、さらに歯の表面を滑らかにします。
この時、歯周ポケットも取り除き、骨の整形も行います。
痛みはあまりありません。
手術後、歯肉が治癒する過程で歯周ポケットがなくなります。
しかし、歯周ポケットが失くなる分、歯ぐきは少し下がります。


歯周病
重度の歯周病により歯肉や歯槽骨が失われた場合に行う、歯周組織を再生を
促す方法です。
再生療法には「GTR法」と「骨移植」、「エムドゲイン」などを併用して使用します。
ただし、適応症例が厳選されます。


※GTR法

歯肉を切開し、露出した歯根からプラークや歯石をまず除去します。
感染した歯周組織も取り除き、歯槽骨の清掃も行います。
その後、メンブレンと呼ばれる吸収性膜で骨が再生できるようにスペースを確保します。
こうして失われた歯周組織を回復させる治療法です。


※メンブレンとは

歯科の治療だけでなく、人工血管や人工心膜など多くの医療器具として使用されている保護膜です。生体親和性が高く、安全な素材の一つです。
最近ではブタから作る膜がよくつかわれます。


※エムドゲインとは

エムドゲインは、歯の発生過程のような環境を作るブタから作られたジェルです。
初めて歯が生えた時と同じように歯周組織にしっかりとした付着機能を持たせる再生治療にはかかせない材料です。


※骨移植

骨移植も、歯槽骨が失われた部分に自分の骨である自家骨や人工骨を移植
します。
自家骨は、安全性や身体との親和性が高く成功率が高くなっていますが、
手術範囲が広くなるのが欠点です。

インプラント治療との関係

せっかくインプラント治療をしても、歯周病が原因で抜け落ちては意味があり
ません。
当院では、歯周病治療をして健康な口腔内を手に入れてから必ずインプラント
治療を行います。

 
 


 
  歯周病(歯槽膿漏)は、歯の周りの骨を溶かしてしまうとっても厄介で、危険な
お口の病気です。
しかし、ギネスブックにも載ってるぐらいですから、悲しいことにほとんどの人が
感染するんです!

歯と歯ぐき間の溝に歯垢(プラーク)が溜まり、歯石となり、そこに細菌が繁殖して、歯ぐきあるいは骨の炎症を起こす病気です。

歯周病は国民病とも言われ、免疫力が低下する40歳以上の80%が歯周病にかかっていると言われ、歯を失う原因の一つでもあります。
生活習慣病の一種であるこの歯周病に一度かかってしまうと、歯を失う確率が高くなります。

歯を失うことや歯周病は、お口だけではなく、全身の健康にも関わる難解な問題も引き起こします。
例えば、誤嚥性(ごえんせい)肺炎の原因の一つとも言われています。
誤嚥性肺炎だけではなく認知症、発熱、心臓疾患、糖尿病、胃ガン、不妊など様々な疾患につながっていることが最近の研究でわかってきました。

全身の健康を維持し、歯周病の進行を未然に防ぐためにも、口腔内を清潔に保ち、定期的な検診を受けることがとても重要なのです。
・要注意下記の症状があれば、歯周病の疑いがあります。
チェックしてみてください!


息が臭い

口内がネバネバしている

歯ぐきが赤くなっている

歯ぐきが腫れている

歯ぐきから血が出る

歯が長く見える

歯がグラグラしている

歯ぐきから膿が出る

歯を咬むと痛い



いかがでしたか?
まずは、歯科医師、または歯科衛生士に相談してみてください!
 
 


エナメル質形成不全部のダイレクトボンディングにて修復した症例


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