一般に「歯医者は痛い、怖い。」と思いがちです。 よって他の医療と比べると敬遠されがちなのではないだろうか? 痛みがあっても我慢し、痛みに耐えられなくなって やっと、歯科医院に来院されるのではないのだろうか?
笑気ガスは、無色でわずかに甘い香りのある無刺激性のガスです。 歯科治療の際は、低濃度(30%前後)の笑気と酸素を混合したガスを鼻マスクを用いて吸入させ、精 神的、身体的なストレスを軽減させる方法です。 吸入後、5分くらいで効果が現れ、緊張感や、恐怖感が取り除かれ、心身がリラックスし、にこやかで楽しい気分になり、全身が暖かい感じや、手足がしびれる感じなどが、出てきます。人によっては少し眠気が出るかもしれませんが、寝てしまうことはありませんので治療中の意識はハッキリし、見ることも聞くこともできます。
低濃度の笑気ガスを使用しますので、鎮静状態からの回復も早く、何ら人体に支障は生じません。ガスは生体内では変化せず、速やかに体外へ排出されますので、副作用などの心配もありません。 ? 念のために、 1.鼻が詰まっていたり、アレルギー性鼻炎など鼻で呼吸するのが難しい患者さん 2.妊娠初期または、授乳中の患者さん 3.ぜんそくやてんかんの発作を持っている患者さん 4.精神発達遅延や聞き分けのない幼児である患者さん 5.精神分裂症や情動不安定の患者さん 6.長期大量の副腎皮質ホルモン、自律神経安定薬、降圧剤などを服用している患者さん 7.局所麻酔薬にアレルギーのある患者さん 8.過換気症候群の経験のある患者さん は、事前に医師にご相談下さい。
痛みを取り除くのに一番効果的ですが、過去において、麻酔の効きが悪かったり、麻酔そのものが痛かった経験から歯科治療に対する「痛い」や「怖い」というイメージがあるのだと思います。では、この麻酔注射をする際の「痛み」を取ることは出来ないのであろうか? ◆麻酔注射をする前に表面麻酔(ペースト状、スプレー式、テープ式等)を行う。 ◆麻酔液の温度を体温と同じぐらいにする。 ◆表面麻酔を塗布した部位にレーザー麻酔を蒸散する (レーザーを当てる)。 ◆レーザー麻酔の当てた部分に注射針のない麻酔注射器(シリジェット)で 局所麻酔する。 ◆2〜3分後に、シリジェットにて麻酔した部分に極細針にてごく少量の 麻酔液を浅く、ゆっくり打つ。 ◆数回に分け、ゆっくりとしたスピードで徐々に深部まで効かせる。 しかし、痛みが激しい時や、体質などでどうしても痛みが残ることもあるし、歯を削る時の「キイーン」という音や「歯を削ると痛い」というイメージから実際は痛くなくても痛みがあるように感じることがあります。
アルミナなどの微粒子(約27ミクロン)を圧搾エアーで噴射し、歯質を削除したり、歯表面の沈着物などを除去する方法で、噴射される粒子の噴射量、噴射圧などにより切削能は異なり、う蝕(虫歯)は、効率的に削除することができる。また、エアータービン(回転切削器具)と異なり、『キイーン』という音や振動がありません。
麻酔、歯周病治療、根の治療、歯茎のメラニン色素除去など様々な症例に対応できます。無痛治療に有効です。
チェアーにつけられた液晶TVモニターからのTV番組放送やDVD映画鑑賞、それに有線放送などによる落ち着いた音楽、またはブルー系の配色によりリラックスしていただけるように心がけています。